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2004年09月 アーカイブ

2004年09月05日

Tweeter:FOSTEX T-925 (2004.7)

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■経緯
うちのスピーカー、Altec820A。
本体をさわらずに、ネットワークやケーブルのチューニングで音造りをしてきましたが、どうしても超高音が物足りない。ていうか出てない。

8kHz以上の超高音は、主に音色や響きのコントラストを付ける役割と理解しています。
音にコントラストが効くことによって、マテリアル感や色彩感が出てきます。

ウチの場合、高音部を受け持つスコーカーのダイアフラムをモダーンなものに換えたことによって、なおさら超高音が出ない。(高周波歪みによる疑似超高音をカットしている)

じゃあ、出ないモンはどうするかというと、

1.より高音をカバーするツイーターというユニットを加える。
2.ビンテージなんだから当時の状態で楽しむべきだと暗示をかける。

2.はともかく(笑)、1.の方法は現実的だけども、サウンドデンの藤本社長によると、

・ツイーター選びのポイント
 1.メーカーを揃える
 2.時代を揃える
 3.スコーカーと方式、材質を揃える

揃ってないと、音を揃えるのが非常に難しいとのこと。

うーん、条件のすべてを満たしたツイーターって、どんなだろう。
自分なりに探してみたけど、値段が高すぎたり、方式が合わなくて違和感があったり。

予算重視で探したところ、ありました。

FOSTEX T925

FOSTEXは、自分でスピーカーを組んじゃうヒトには有名なユニットメーカー。
カタログを読むと、

能率の高い大型スピーカーシステムからバックロードホーンシステム、中型ブックシェルフサイズの2,3ウェイシステムなど、多くのスピーカーシステムに付加して、総合的な音質の向上を計ることができます。

とある。フムフム。用途的には合ってるな。ビンテージスピーカーをある程度意識しているような文面ですな。

・方式はオーソドックスなホーン型。
・能率も高い
・材質もアルミだから合っている。
・そして安い(コレ重要。)

なかなか行けそうじゃない??

■クロスオーバー
周波数特性、どのあたりからツイーターを繋げるかも問題なのですが、サウンドデンの松岡店長と相談して、現在明らかに出ていない10kHzあたりから繋いで聞いてみて、それから決めましょうということになりました。
その後、現在6kHzから繋げています。

■あたりまえですが
 理屈通り、高音を受け持つスコーカーとツイーターが同じ方式であるということで、音に違和感はありません。ASCの山本会長に置き場所をきっちり調整して頂いたので、さらに繋がりが良くなりました。ていうか、位相や時間軸を合わせて置き場所を決めないとツイーターを足す意味はほとんど無いと言ってもいいでしょう。

■遂にまるごとクライオ処理(2004.10)
ハンパな変化じゃありません。もうFOSTEXだ、安モンだなんて言わせない。

2004年09月06日

Main AMP: Kanno 300B-MN(2004.7)

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■またもや一本の電話から
ある日。サウンドデンの藤本社長から一本の電話が。

「カンノのパワーアンプが出てきたんだけど、聞いてみる?」

McIntoshのプリ&パワーアンプにかなり満足していたので、さほどの興味は無いものの、カンノいえば、質の良い手作りアンプメーカーというイメージがありましたし、それまで使っていたMC240と比較しても

1,左右独立のアンプである
 左右チャンネルごとにということですから、電源も別個、回路も別、ということで、元来左右異なった信号をそれぞれ独立して扱うという音質重視型。
2,スピーカーの製造年度により近い設計思想
 ウエスタンエレクトリックのアンプを徹底的に解析して忠実に再現されたというこのアンプ。シンプルで非力なれど、能率の高いAltec820にはなんら問題ありません。当時想定された再生状況により近づくということで、素性、相性に期待がもてます。

ということで、早速自宅試聴となりました。

■またもや即決(笑)
早速音出しです。

そして即断(爆)

いやあすばらしい。まず前述の1,にも出た左右独立のメリットが非常に感じられます。ステレオアンプと比較して、一番は定位と音像が非常に正確になった。例えば、これまでは「ピアノがだいたいこのあたり」という定位感であったものが、「ピアノはここ」になるくらい、ビッシリ定位します。しかもアタックの強弱で位置がブレていたのですが、それもビッシリドッシリ動きません。すごい。
また、音像も多少大きくなったり小さくなったりと不安定であったのですが、これも完全に安定しています。
音色には関係ないことですが、この辺の違和感は、演奏に没頭できるかどうかにかかってくるぐらい、重要なのです。

音色ですが、マッキンと比較して、非常に大人しい音質です。繊細でありながらドッシリとした安定感のある、音の濃度、質量を感じさせる表現です。弦は弦らしい、打楽器は打楽器らしい説得力のある音色も魅力です。トランジェントも良いです。演奏にメリハリがあり楽しい。

という訳で、この300Bシングルアンプにすっかり魅了されてしまいました。

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ちなみにカンノの先代が手がけた旧タイプらしいス。

■もっと生かしたい
以前はマッキンのプリ+パワーの組み合わせでしたが、これはマッキン・マジックなればこそ。素性のいいこのアンプの良さを生かすにはより鮮度の高い信号を、ということでプリアンプは外しました。
ボリュームはDentecのアッテネーターで行うことに。

うーん、これも正解。これでマッキンのころよりもナローレンジであるというのが信じられません。

鮮度の高く付帯音のない正確な情報を素性の良いアンプで増幅し、ピックアップの良い高能率スピーカーで再生する。
いやあ、こんな音になるなんて。

■真空管、Sylvania 6SN7GTW JAN(軍箱)に変更(2004.09.04)

■ヒューズをスーパークライオ品に交換(2004.12.12)

■内部パーツを中心にファインチューン(2005.9)

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