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2004年04月 アーカイブ

2004年04月20日

CDP:SONY CDX-5000 Dentec

音の入り口、CDプレーヤーは、ソニーのCDP-X5000です。
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 最大の特徴である、ピックアップ固定式の音質に対するメリットは大きい。ネットオークションでも未だ高値で取引をされていることからも、その素性の良さが評価されていることがわかります。
 本機はデンテックフルチューンモデル。読みとり精度をさらに向上させるためのチューニングが行われています。

■メカニカルチューニング
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・Dentecによるメカのリジット化
 ノーマルはドライブ、ピックアップユニットが、ゴムのダンパーを介してシャーシに取り付けられていますが、Dectecチューンにより、肉厚ステンレスステーにて直付けされていて、徹底的な制振が行われ、より精度の高い読み取りが可能になっています。
・5mm厚ステンレスシャーシ
 シャーシは5mm厚のステンレスプレートが貼り付けてあり、全体の制振と剛性アップが計られています。
・クライオネジに全交換
 使用されているすべてのネジはクライオ処理されたステンレス製。

■エレクトリックチューニング
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・電源トランスの外部化
  大型のRコアトランスは外出しされ、振動の影響を受けないピュアなトランスポートに変身。

・ジッターが非常に少ないLc-Audio XO3にクロックを交換
・→さらに進化したDEXA Technologies D-clockに交換(2006.11)

■読みとり精度向上、振動対策やジッターなどのノイズ対策によって、怒濤の情報量とワイドレンジ化を得ています。アンプ、スピーカーがビンテージなので、ここまでのハイスピード、ワイドレンジ化しても意味が無いのでは?という思いもありますが、元来ビンテージシステムが持つ高いポテンシャルを引き出して「古い新しい音」を実現したいと考えていますので、音の入り口は文句ないレベルまで高めたいと思っています。

DAコンバーター:YAL YFD18

CDプレーヤーからはの信号はデジタルなまま、デジタル・アナログ・コンバーターによってアナログ化してアンプに送っています。

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■今は手に入らない高品位DAコンバーター
 民生用とは桁違いの精度と動作を誇るICが使われているそう。音の解像度、分解能、音色の再現性など、高い変換品位を誇る伝説の名機です。この個体はさらに製造元によるファインチューン(プリント基板、銀線による裏打ち配線)がなされています。

■ジャンルを選ばないシステムの要
 変換されたアナログ信号は、後に300Bシングルアンプに送られます。これ以降はいわゆるビンテージオーディオ。低駆動高能率といった魅力的な領域に、鮮度の高い情報をありのままの状態で注ぎ込む。正にうちのシステムの屋台骨といってもいいでしょう。

2004年04月26日

ダイアフラムの交換

ドライバーユニットの振動板がダイアフラムです。
うちでは元々のオリジナルに換えて、ラジアンというメーカーのダイアフラムを取り付けています。

うちのようなビンテージスピーカーでは、オリジナルに越したことはない、というのが定説ですが、KOZY STUDIOのページを訪ねて、ダイアフラムの交換に興味を持ちました。

KOZY STUDIOによるラジアンのダイアフラムの解説

ヘラ絞りでは(中略)ボイスコイルの動きにダイアフラムが忠実に追随します。ラジアン製のダイアフラムはFFTによる測定でもこの混変調歪みの少なさが実証されています。

なるほど。
1)アルミや、マイラーフィルムなど、音質の良い素材の採用
2)「ヘラ絞り」というダイアフラムを理想的な形状にするための加工方法
によって、共振の少ない、動きの良いダイアフラムなんですね。

価格も目ん玉飛び出すような値段ではないので、気軽に頼んでみました。

ダイアフラムを交換して一番変わったのは、
1)ピーキーな高音に対して、音の歪みが無くなった
2)楽器の音色が非常に正確で素直になった。

で、これで当分聴いていたのですが、内部配線を加工するに当たり、スピーカーキャビネットを開けることになったので、ダイアフラムをオリジナルに戻し、ラジアンのダイアフラムをクライオ処理に出してみることにしました。

そして本日、サウンドデンの藤本社長に来て頂いて、クライオ処理済みのラジアンダイアフラムを取り付けてみました。

オリジナルに戻して2週間聴いていましたが、やはり歪みは発生していましたし、楽器によっては音色に不自然なところがある。しかし、高音の伸び、というか音場が積極的に前後に広がる感じはありました。

で、ラジアンはというと、取り付けて第一声は、

「あ〜、やっぱりこっちのピアノの音が好きだ!」でした。
最初に聴いたのはコレ

ペーター・ノーダール・トリオ
ザ・ルック・オブ・ラブ

 ASCの堤さんに教えて頂いたノリディック・ジャズの第一人者です。北欧の凛とした冬の針葉樹林を眺めているよう...行ったこと無いけど(笑)アンニュイな雰囲気が心地よいアレンジ・演奏です。

6曲目の冒頭、静寂の中にシンバルの音色が音場全体に広がります。

やっぱりこっちのダイアフラムの方が音色は素直な気がします。また、アタック音もしっかりちゃんと追従している感じ。ちょっとタイトな傾向ですが、それが影響してか低音も締まりましたね。

社長も
「いきなり鳴っちゃったねえ。ちょっと中高音のレベル上がったんじゃない?」

クライオ処理で材質の粒子が揃ったことでダイアフラムの動きも良くなったのでしょうか。

以前の音質の良さにに加えて、信号に対するレスポンスにストレスが無くなったという印象です。
車のエンジンに例えるとスロットルを開くより先に回る感じ。これが極限の調整をされたピックアップの良いレーシングエンジンの印象です。これに近いと言えばちょっとホメ過ぎか。

*あくまで私の主観による印象ですから、あまねくドライバー使いが幸せになれるとは限りません。クライオ処理によってモノの物性は変わりますので、私も「自己責任」でやっとります。
私の場合は好みにもマッチして大成功!でしたけれども。

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